2007年9月10日月曜日

YIS サマープログラム : アクアマリンふくしま

8月3日(金)は、お楽しみフィールドトリップとして、いわき市にある「アクアマリンふくしま」へ出掛けました。

車中では、ジュリアン先 生から出されるクイズに答えながら、7月に学習したSea creatures の復習をしました。子どもたちは、みんな既習の語彙をよく覚えていて、star fish や jelly fish、shark や whale などの他、sea horse や stingray、sea urchin なども答えることができていました。

さて、いよいよ「アクアマリンふくしま」へ到着です。

こ の水族館のすばらしいところはいろいろありますが、中でも、私たちが知っている身近な「水」がそこにあるということだと思います。たとえば、川の上流から 河口まで、沼や池や、磯辺など、私たちをとりまく「水」は、その場所によって様々に姿を変えて存在しています。そして、それらの「水」の中には、それぞれ の「水」に適した生き物が生息しています。

この水族館では、そのような様々な「水」の環境を、そっくりそのまま人工的に再現することに成功しており、私たちは、それらの水の生き物たちが、自然界のままに過ごしている様子をつぶさに観察することができるのです。

ま た、水族館のメインである「潮目の大水槽」の中は、これといってめずらしい魚が泳いでいるわけではありません。見事なカタクチイワシの大群と、それを下か ら狙って泳ぐカツオやマグロです。大きなトドはいましたが、通常水族館で人気のペンギンやイルカのショーなどは、この水族館にはありません。しかし、世界 で初めてサンマの水槽飼育に成功した水族館でもあります。

もちろん、熱帯や海の底に棲む生き物の展示もありますが、そこでも、それらの生き物が生息する「環境」への配慮はすばらしく、まさに巨大なビオトープの中を歩いているような感じです。

イルカのショーはないけれど、子どもたちは自分たちを取り巻く「水」について学び、十分に楽しむことができると思います。

ランチの最中、子どもたち一人ひとりに何が一番印象的だったかを尋ねました。

大 水槽の底にじっとしていた巨大な stingray と、答えたのはS.F.くん。逆に大水槽のてっぺんをぷかぷか気持ちよさそうに泳いでいた sea turtle と答えたT.Y.くん。 A.T.ちゃんとM.H.ちゃんは、口をそろえて、熱帯の海の展示槽の中で、群れになって泳ぐ、ピンクのきれいな魚たち、と答えました。大きい魚が近づく と、隊列をさまざまに変形させながら上手に避けて泳ぎます。その様子をA.T.ちゃんは、「まるでパレードみたい」と表現したのが印象的でした。

一人だけ1年生から参加のR.S.ちゃんは、なかなか一つを選ぶことができませんでした。確かに、素敵なものがたくさんあって、どれか一つを選ぶのは難しいですね!

あっという間にお帰りの時間です。もっともっと遊んでいたい様子のみんなでしたが、仕方がありません。

午後4時、予定通り西ノ内校に到着。わずか一日でしたが、朝から夕方まで、ジュリアン先生と一緒に英語で過ごすことができたことは、子どもたちにとってよい経験でした。
 

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