2010年6月3日木曜日

あくまで"目安"として

ワイズは「英語塾」でも「英会話スクール」でもないので、これまで英検などの受験を強く勧めたことはありません。

幼児から小学低学年の子どもたちが、(何だかよく分からない)「英検」のためのクラスをとることにあまり意味がないと思っているのが正直なところです。

「必要だと感じ、自ら受験したいと思うまで受ける必要はない」とさえ思っています。

しかし「目安のため」と割り切って、今月(6月)から、イマージョンスクールの生徒(小学2~4年)で、「希望した子ども(保護者が無理強いするのではなく、子ども自身が自ら希望することが条件)」だけを対象に、英検受験のための特別学習をスタートさせました。

この特別学習は、「英語を教える」というよりも、「英検の解き方に慣れてもらう」ための時間であると言った方が正しいかもしれません。

昨日がその第1回目。
7名の子どもたちが参加しました。

参加した子どもたち全員、英検を受験した経験は一度もないのですが、突然、英検5級の過去問(リスニング)を25問解いてもらいました。

結果は、全員が25問中24~22問の正解。(まだ授業もしていないのですが)

次回は文法・読解の問題を解いてもらう予定ですが、その結果によっては5級ではなく、4級や3級を受験した方がいい生徒もいることでしょう。

※YISの生徒たちは普段のクラスでは、(たくさん)本を読み、書き、そして先生の質問に答えながら学んでいます。英検クラスだけでは、読んだり、書いたり、話したりする力、ましてや自分で文を組み立てる力などつかないでしょう。私には、生徒たちにとっていま重要なのは、試行錯誤しながら、自分で文章を書いたり、読んだり、話したりすることだと思います。そうは言っても「目安のために」受験することに反対ではありませんが。
 

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